2018-04-04 第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
そして、先ほど中村議員が質問されました、北海道に行けば小樽運河、そして横浜に行けば、今みなとみらい、そしてさまざまなところで、運河というと、いろいろな観光の方々が、お客さんが国内外からやってくる。
そして、先ほど中村議員が質問されました、北海道に行けば小樽運河、そして横浜に行けば、今みなとみらい、そしてさまざまなところで、運河というと、いろいろな観光の方々が、お客さんが国内外からやってくる。
手前みそになりますけれども、我々、都市計画の世界では、小樽運河というのがすごい有名な事例になっていまして、その小樽運河を埋める街路事業計画になっていたんですね。それに大反対がありまして、ヘリテージである小樽運河を埋めるとは一体何ごとかということで何年も何年も大反対運動があって、そこで、当時としては、日本の歴史の中で初めて、景観を整備しようと。
小樽運河も道路事業でつくった。つまり、歴史、伝統、文化、観光目的地、これをつくることこそ公共事業、そして新しい交付金の目的だ。
今ごらんいただいているのは、北海道の小樽の臨港線という道路でございまして、小樽運河を埋め立てるに当たりまして、大変な反対運動がありました。これをコペルニクス的に転回をいたしまして、埋めてなおかつ景観整備をするということで、観光客もふえました、そして、ホテルもふえて倉庫もお店になったということで、どこを見てもすばらしいという事業が展開をされていたわけでございます。
弘前市の例を御指摘ございましたが、歴史的地区環境整備街路事業というのを昭和五十七年度から創設してございまして、全国の例で言いますと、例えば足利市の足利学校周辺とか、神戸市の北野山本地区あるいは長崎市の出島地区などで実施しておりますし、また、それぞれの都市の顔となる街路づくりということで、シンボルロード整備事業、これは昭和五十九年度に創設してございますが、例えば小樽運河のございます運河に沿いました臨港線
小樽市の臨港線道路改良事業は、小樽運河の行方ということで全国的に注目を集めた事業でございます。この事業は交通渋滞に対処するため街路の拡幅を行うものでありまして、運河と関連する六百三十メートルの部分は、当初、運河を全面的に埋め立てる計画でございましたが、地域の開発と環境保全の調和の観点からいたしまして、運河を半分の幅で保存することに変更されております。
六 同(有島重武君紹介)(第二四九号) 七 同(木島喜兵衞君紹介)(第二五〇 号) 八 同(嶋崎譲君紹介)(第二五一号) 九 大学院生及び研究生の研究・教育・生 活条件改善等に関する請願外一件(嶋 崎譲君紹介)(第二五二号) 一〇 高校新増設に対する国庫補助増額等に 関する請願(加藤万吉君紹介)(第三 五四号) 一一 小樽運河及
養護教諭養成課程(四年 制)新設に関する請願(第一八号外一四件) ○幼稚園の増設と教育内容改善等に関する請願 (第五九号外一七件) ○学校現業職員に「女子教職員の出産に際しての 補助教職員の確保に関する法律」等の適用に関 する請願(第八九号外一件) ○障害児学校寄宿舎の「寮母」の名称変更等に関 する請願(第九〇号外六件) ○高校新増設に対する国庫補助増額等に関する請 願(第一四一号外四件) ○小樽運河及
日本航空株式会 社常務取締役 萩原雄二郎君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○参考人の出席要求に関する件 ○運輸事情等に関する調査 (船員保険等に関する件) (日本航空株式会社の労務対策に関する件) (列車妨害事故に関する件) (国鉄の車両の汚物処理問題に関する件) (新関西国際空港問題に関する件) (航空機のニアミス問題に関する件) (小樽運河
ところが、現在残念なことに小樽市と北海道の計画は、この歴史的な文化的な建造物、小樽運河と石造群と、これは価値のないものにしてしまおうというような危険な状態になってまいりました。
時間もございませんし、見ていただけば一番いいと思いまして、これをいつでも私国会で質問いたしますたんびに持ち出すわけでございますが、小樽運河の問題についてお伺いをさせていただきたいと思うわけです。 大臣も何年か前に小樽においでになったというお話を伺いました。この小樽運河を守りたいという運動は、組織的にできましたのが昭和四十八年のことでございます。
労働省婦人少年 局年少労働課長 金平 隆弘君 労働省職業安定 局業務指導課長 若林 之矩君 参 考 人 (日本放送協会 理事) 田中 武志君 文教委員会調査 室長 中嶋 米夫君 ————————————— 十月二十五日 小樽運河及
もちろん小樽運河を守るという、そして石づくり倉庫群を長く保存していくという会が幾つも幾つもつくられてきておりますから、そんな意味では、そういった運河を埋め立ててしまう、そして石づくり倉庫群の破壊につながっていく、こういった事柄と、もう一つは、道路をつくらないで運河を整備して、石づくり倉庫群そのものを若干補強しながら公園地帯にしていこうという意味では、中身的にちょっと違うところはありますけれども、共通
○犬丸政府委員 先生ただいまおっしゃいましたように、この小樽運河の上石造倉庫群につきましての重要性にかんがみまして、私どもはできるだけこれを保存していくように市当局を指導してまいりました。そして、必要な場合には調査等についても協力するという姿勢を示してまいりました。それで一方からは、開発上の必要から道路をつくるというような必要があるということも承知しておりました。
文化財保護に責任を負う文部大臣にとって、小樽運河が依然として、国にとっても重要な歴史的文化財——この言葉は前の内藤文部大臣が国会で答えた言葉なんですが、私はそのまま使わせてもらっています。国にとっても重要な歴史的文化財であるという認識を持っておられるかどうか。私は持っていただいていると思うのですが、いかがでしょうか。
○多田分科員 それでは建設省に伺いますが、小樽運河の保存問題の焦点は、小樽の歴史的文化遺産である町並みを守って、再活用しながらどうやって住みよい地域環境を回復していくかということにあるのだろうと私は思うのです。ところが当該地区については、文化財保護法の昭和五十年の改正で、都市計画法の中に伝統的建造物群保存地区が取り入れられましたね、それから、都市計画の基礎調査が行われていないわけです。
ここのシンポジウムの報告を見ますと、コミュニティーと文化という中で、小樽運河の問題が取り上げられているんです。歴史的環境への認識に基づく都市づくりに、小樽は全国的なモデル都市に再生するという課題をこの筑波会議でも投げかけられているわけです。こうした立場から考えますと、小樽市は文化的、歴史的環境との調和、先ほども問題出ました新しい価値観に基づく都市づくりとして、やっぱり注目できるところではないかと。
○政府委員(吉久勝美君) 先生ただいま御指摘の、小樽運河、倉庫群の文化財的価値につきましては、私どもといたしましても、先生と全く同様に考えているわけでございます。文化庁といたしましては昭和四十八年度、九年度にまず全国調査をいたしたわけでございますが、この小樽運河、倉庫群につきましては、初年度にこれを文化庁自身が取り上げて調査をいたしたわけでございます。
小樽運河も北海道では数少ない対象と思うのでありますが、これに対して文化庁はどのような指導をしてまいりましたか。いまだに、この問題が争われておって、道路にするのか残すのか、まだどうにも決めかねているというのが現状でありますが、これは文化庁は、数少ない対象物なんですから、指導性は十分に発揮してもいいはずだと思うのであります。文化庁の御意見を聞かしてもらいたいと思います。